ブログ - Words from Flying Books
篠山紀信氏の署名入写真集を多数入荷しました!
1950年代後半から現在まで、常に時代とともに駆け抜けてきた篠山紀信氏。
ちょうど今、ヒカリエとオペラシティアートギャラリーで展覧会も開催中です。
ぜひ、あわせてご覧ください。
篠山紀信と28人のおんなたち
署名入 表紙ヤケ、スレ
毎日新聞社 1968 ¥6,500
nude 篠山紀信集
署名入 毎日新聞社 1970 ¥6,500
スター106人
署名入 初版 ビニールカバー
集英社 1973 ¥8,500
カメラ小僧の世界旅行
署名入 初版 カバー少イタミ
晶文社 1977 ¥7,500
パリ
署名入 初版 函 帯イタミ 「地図と写真目録」付
新潮社 1977 ¥12,000
激写・135人の女ともだち 激写スペシャル1
署名入 カバー少イタミ 小学館 1980 ¥7,500
篠山紀信シルクロード 第3巻 中国-1
署名入 2刷 函 集英社 1981 ¥1,500
プライヴェート・ニューヨーク
篠山紀信 和田誠
篠山署名入 和田署名箋付
文藝春秋 1983 ¥4,500
Shinjuku 同展覧会カタログ
署名入 Galerie Tokoro 1991 ¥3,000
TOKYO未来世紀
署名入 小学館 1992 ¥6,300
Tokyo is Photography [Tokyo未来世紀]展カタログ
署名入 三越美術館 1992 ¥2,500
Balthus
篠山紀信 クロード・ロワ序文
署名入 函 朝日新聞社 1993 ¥31,500
人間関係
署名入 マガジンハウス 1997 ¥4,200
Gekisha in Hawaii
署名入 初版 帯 カバー少スレ
小学館 1998 ¥3,500
人間関係 1〜3 3冊セット BRUTUS特別編集
全冊署名入 マガジンハウス 2004 ¥4,500
【篠山紀信展】
開催日 2012年10月24日〜11月12日
開催地 渋谷ヒカリエ 8/
http://www.hikarie8.com/artgallery/2012/09/Kishin.Shinoyama.shtml
【篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN】
開催中〜12/24(月・祝)東京オペラシティアートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/exh145/
公式ホームページ http://www. shinoyamakishin.jp
Uehara
今月21日(木)、Flying Booksの上の階(3階)に素敵なショップがOPENすることになりました!!
レザーや、圧縮コットンを使ったサイフやバッグ、ノートなどのステーショナリーが人気のブランド、「POSTALCO」がOPENします。
現在営業している京橋の直営店舗が区画整理のため、年内までの営業となるとのこと。年内は京橋と渋谷の2箇所。
(ちなみに京橋ではFlying Booksセレクトの古書も取り扱っていただいてます)
コンランショップや代官山蔦屋書店をはじめとしたセレクトショップでも扱っていますが、カラーバリエーションやショップだけでしか買えないグッズも多いです。
Flying Booksとテイストもぴったりなお店です、是非併せてご利用ください!!
(近日中に内装イメージもUPしたいと思います!)
画像をクリックすると拡大できます。
11月11日(日)表参道にて、
いつもお世話になっている音楽レーベル、Rambling Recordsさん主催の無料イベントに出展します!(「Hotel Cost」シリーズをはじめとするお洒落なコンピを多く出しているレーベルです)
今回のイベント「音と文化のミュージアム B4 Sound Museum」のテーマは「Coffee」。
青木カレンさんや、畠山美由紀さんのリラックスさせられるムーディーな歌声、香り高いコーヒー(おいしいカレーの店も出店するそうです!!)、そして本。
カフェやコーヒーをテーマにした本や雑誌、コーヒーを飲みながら読みたくなる本をセレクトしていく予定です。店頭になかった本も持って行きますので、乞うご期待!!
入場も無料!ですし、散歩や買い物のついでにフラッと気軽に寄っていただくのが正しい楽しみ方かも。
ご家族やお友達とコーヒーや食事を楽しみつつ(一人でももちろん)、ライブや映画を楽しんだり、本やグッズを物色したり、ゆっくりちょっと贅沢な日曜日の午後をお過ごしください!
以下、オフィシャルサイトより
「音と文化のミュージ アム」をテーマにしたフリーイベント「B4 Sound Museum」開催!
11周年記念を兼ねた 第1回目は「Coffee」をテーマに、音楽、映 画、アートや食事が楽しめる「1日だけのスペシャ ル・カフェ・スペース」を表参道にオープン!
カフエ マメヒコ -Cafe Mame-Hico-(渋谷、三軒茶屋)のスペシャリティ・コーヒーが楽しめる、カフェ・ライブ・スペースや、ジム・ジャームッシュ監督「Coffee and Cigarettes」をフィチャーしたシアター・カフェ・スペースなど、日曜の午後をゆっくり過ごして頂けるイベントです!
“ボチボチ、ブラブ ラ”散歩気分で、是非、お越し下さい!!
『B4 Sound Museum〜BOCHI BOCHI BURA BURA 〜presented by Rambling RECORDS』
日程:2012年11月11日(日)
開場/閉場AM11:30〜PM17:00(*ライ ブ・パフォーマンスは13時より随時開催予定)
会場:BA-TSU ART GALLERY/ GALLERY COMMON/ HOME dinning cafe
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-11-5 1F/2F
入場料金:無料
ライブ・パフォーマン ス出演者(50音順)
・青木カレン(ジャズ・ヴォーカル)&田辺 充邦(ギター)
・伊藤志宏(ジャズ・ピアニスト)
・畠山美由紀(ヴォーカル)&小池龍平 (ヴォーカル、ギター)
・DJ KENSEI (coffee and cigarettes band)
・NOVOL (ライブ・ペインティング・パフォーマンス)
前回の記事でも取り上げさせていただきましたが、
この夏に創刊された写真雑誌『IMA』(いま)の取り扱いをスタートしました。
『IMA』とのコラボレート企画で、年間購読(年4冊 定価6000→5250円!)をお申込みの方に配布されるメンバーズカードをご提示のお客さまには、
Flying Booksの店頭商品をご購入の際、10%OFFの割引をさせていただくことになりました!
(現金精算のみ。カード精算は5%OFF)
『IMA』の年間購読はFlying Books店頭でも受け付けております。
古書のまとめ買いを検討されている方はメンバーズカードの取得が絶対にお得です!
また、今秋より、某著名な方の蔵書の中から貴重なヴィンテージ写真集を店頭に随時追加しております。
1960、70年代の写真集も、新品のようなコンディションが大半。
ほぼ毎日新しいものを追加しておりますが、すべて一点限りなので、早い者勝ちとさせていただきます。
是非この機会をお見逃しなく!!
昨日の北井一夫先生サイン会@代官山蔦屋書店は盛況に終りました。
雨天にもかかわらずご来場いただいたみなさまありがとうございました!
北井先生の作品をご覧になられたことない方は、この11月から下記の4つの個展が東京で開催されます。
60年代の熱い息吹がこめられた力強さ中に秘められたやさしい視線を見て下さい!
2012.11.24-2013.1.27 東京都写真美術館(恵比寿)
2012.11.29(木)-12.25 ギャラリー冬青(中野)「神戸港湾労働者」
2012.11.24-12.19 ZEN FOTOギャラリー(六本木)「過激派」
2012.12.1-30 小宮山書店(神保町)「村へ」
Flying Books初回入荷分の北井一夫『Bariccade』はすべてサイン入りとなしました!(お値段そのまま!)
また、新装刊の写真雑誌『IMA』の取り扱いを開始しました。
未だ人気高い名雑誌『dejya-vu』以来の待望の雑誌です。
ライアン・マッギンレイの写真他、美しい誌面を是非お手に取ってみて下さい。
お得な年間購読も募集中です!
来週18日木曜日に代官山蔦屋書店で19時半から開催される北井一夫先生のサイン会に、
なぜか(笑)Flying Booksで対象商品の新作『Barricade』を購入された方も参加できることになりました!!
Flying Booksで商品ご購入の際にお名前をうかがい、当日、会場で整理券をお渡しさせていただきます。
北井一夫先生とも直接会えるチャンスですので、この機会に是非!!
また、先日久しぶりにご来店下さったファッション・デザイナーのPaul Smith氏も、
John Gossage氏の『The Code』を気に入り、お買い上げ下さいました!!
こちらもサイン本に限りがありますので、お早めに!!
NYの保養地、ロング・アイランドにある古書/ギャラリーHarper’s Booksから初めての写真集が出版された。
ワシントンDCを拠点とするJohn Gossage(ジョン・ゴセージ)の『The Code』と、北井一夫の未発表写真を集めた『Barricade』。
白と黒の対比が美しいブックデザインは2冊ともJohn Gossageの手により、本人自ら中国の印刷工場まで出向いて確認したほどの力作だ。
(左から北井一夫氏、John Gossage氏、Harper Levine氏 2012年8月撮影)
Gossage『The Code』は昨年秋に撮影されたモノで、Flying Booksもロケハン・撮影に協力していた作品です。
銀座中央通り、新宿ゴールデン街(昼間!)、渋谷のスクランブル交差点、横浜のドヤ街、横須賀の旧市街etc、アメリカ人フォトグラファーの眼で切り取ったイマの日本を改めて再発見。何気ない看板や、街のオブジェをアートの領域に持っていく手腕は健在です。
一方、北井一夫の『Barricade』は、学生運動が真っ盛りだった1960年代後半、、ジェラルミンの盾とヘルメットがギラつくダイナミックなデモ光景から、アジトとなった校舎の中の歯ブラシなど運動家の日常までを捉えた写真集。
(学生活動家を警察から保護するために半年ごとに保管場所を変えてきたという。)
『三里塚』で日本写真協会新人賞を、また木村伊兵衛写真賞の第一回を勝ち取った写真家の原点を、同世代のアメリカ人写真家ジョン・ゴセージの眼で再編纂した力作。
The Code
John Gossage
初版 限定1000部 Harper’s Books刊 2012
7,875円(早い者勝ちでサイン入本を販売中)
26部限定特装本(No.18サイン入) オリジナルプリント付(サイン・ナンバー入)
75,000円
も在庫あります。
Barricade
北井一夫
(ブックデザインJohn Gossage)
初版 限定1000部 Harper’s Books刊 2012
7,875円 日本語訳冊子付
36部限定特装本(No.18サイン入) オリジナルプリント付(サイン・ナンバー入)
75,000円
も在庫あります。
8月末にお邪魔してきたNYのEast Hamptonで行われた出版記念会の様子です。
大御所写真家ラルフ・ギブソンや、スーザン・メイゼラスの姿も。
数日後元大統領のビル・クリントンも訪れたとか。。。。
K.Yamaji
ドン、ドドーン、ドン、再稼働反対。ドン、ドドーン、ドン、再稼働反対。これは、毎週金曜日に首相官邸前で現在行なわれている反原発デモの音である。ちなみにデモとはデモンストレーション[demonstration]の略である。デモンストレーションとは大辞林によれば「威力・勢力・技能などをことさらに示すこと」と出ている。ミュージシャンのデモテープや、企業や個人のプレゼンテーションも、下から上へのデモ行為といって良いだろう。自分の表現やアイデアを認めさせ、他人に金を出させたり、行動させるという点では似たようなものだし、生きていれば少なからず誰でもしていることだ。
2012年6月29日に、僕は首相官邸前のデモを確認しに行った。確認しに行ったと書いたのは、推進派、反対派という意思は無く、デモそのものを見るという目的だったからだ。官邸前デモでは、PCやスマートフォンでリアルタイムに情報を発信している個人から、インディペンデントに活躍するネットメディアや、海外メディアなど沢山の人で埋め尽くされていた。デモを観察し、ある種の興奮を感じたまではライブや映画を見た時とさほど変わらなかったが、次の日に新聞を見た時に愕然とした。分っていたが、昨日あったデモが新聞のどのページを探しても載って無かったことに正直ショックだった。この体験をきっかけに、今まであまり興味がなかった写真集に興味をもった。北井一夫の「三里塚が」それだ。
北井一夫といえばつげ義春と共に、日本のさびれた村などを旅行して、ノスタルジックな写真を撮る人で、昔に社会性のある報道写真を撮っている人物ぐらいの、関心しか無かった。どちらかというと、つげ義春には、かなりはまったことがある。北井の写真は、あの頃の写真の特徴であるハイコントラストのモノクロームの写真である。学生時代に、ウォルフガング・ティルマンスの洗礼を受けた者には世界が違い過ぎるのである。しかし、よく考えてみると三里塚の村の人々の顔や、服装、家などは、つい最近まで日本にあったのだと。高度経済成長のまっただ中の日本で消えて無くなった風景なのだと。北井は、「三里塚」の後も「村へ」や「いつか見た風景」など、この日本の原風景を記録している。つげ義春と北井一夫は、失われた風景を共に日本の村落に求めたのだ。「抵抗」や「三里塚」は、今の世の中に問うべき写真集なんではないかと思う。
これだけ毎日プロアマ問わず写真が撮られている時代は今までに無かったし、今後、ますます増える一方である。真実か疑わしい映像が、ネットでは何処に居ようがすぐに確認できるし、アブグレイブ刑務所とGoogleで画像検索すれば、かの有名な拷問の写真がリビングでマッタリしながら鑑賞できる時代だ。まったく恐ろしい。今まさに情報のカンブリアに突入し、既成メディアの危機である。今やテレビや新聞だけから、まっとうな情報を仕入れる人は、確実に少なくないだろう。我々は嘘だと分っている情報でも、社会的立場によってどうするか判断しなければならない時代になるだろう。ソーシャルメディアは、情報の革命をもたらしライフスタイルを変えたが、今度は超管理しやすい環境も作った。スマートフォンや、タブレットはダイレクトにネットに直結し、目の前の出来事を瞬時に世界に配信出来る。うかつにコンビニや薬局で買い物なんか出来ない。しかもその情報は、すぐに改ざんでき、二次使用可能なのである。杉本博司は、写真の真実性は19世紀と20世紀でしかないと、うそうぶいていたが。そうなると恐ろしい。いやもうすでにphotoshopがあれば何でも出来るのだ。だからこそ、「三里塚」や世界中の「抵抗」の軌跡を忘れてはならない。
村上春樹の卵側に立つとは、こういうことなのか??
追記
何と!そうこうしているうちにニューヨークのHaper’s Booksから、写真家のジョン・ゴセージが編集した北井一夫の未発表写真を含む、写真集「Barricade」が、間もなく発売されるという。この幸福なるシンクロに感謝します。FlyingBooksでも販売予定。
Don’t miss it!!
『三里塚』
北井一夫
函少イタミ 見返し少書込みアリ のら社 1975
¥45,000
『いつか見た風景』
北井一夫
初版 函 蒼穹社 1990
¥25,000
ハヤシユウジ
JACK SPADE神南で、『ICE COLD BOOKS』が始まりました。
Flying Booksでは、JACK SPADEのイメージに合わせて本と雑誌を200点以上、今回初出しの商品も多数出しています。
一緒に並ぶ“PUEBCO” の家具や雑貨もカッコいい。
一部を紹介(すでに売り切れのものがあるかもしれませんがご了承ください。)
アメリカンデザイン
絵本
その他、古い洋雑誌も多数出しています。
店頭ではリキュールカキ氷のサービスも!
夏祭り気分でぜひお立ち寄りください。
日時:8月20日(月)- 26(日)
12:00pm - 8:30pm
場所:ジャック・スペード神南(渋谷区神南1-17-9 河合ビル103)
http://www.jackspade.jp/
連日大盛り上がりのロンドン・オリンピック!
今日はオリンピック写真集の元祖を紹介します。
1936年、ナチス統治下で開催されたベルリン・オリンピックを撮影した『Schonheit Im Olympischen Kampf』。(こちらは1988年版)
ギリシアのパンテオン、アクロポリス、アフロディテ像などから始まり、古代ギリシアのオリンピアの祭典のイメージ、悠久の古代の時間から、近代オリンピックの様々な競技へと続いていくうちに、スピード感と躍動感に溢れてきます。
鍛え上げられた肉体の美しさ、選手たちの真剣なまなざし 不安な顔、笑顔。
一所懸命にスポーツする人の美しさの奥には、この瞬間を戦い抜くために練習に注いできた膨大な時間があり、その人生を思うと、どの国の選手であっても、勝っても負けても、それぞれに普遍的なドラマがあります。
この写真集には、そんな臨場感あふれる瞬間がたくさんおさめられています。
レニ・リーフェンシュタールは1902年ベルリン生まれ。
舞踏家を経て山岳映画「聖山」(1926)に出演し、女優としてデビュー。1932年に初の監督と主演を務めた映画「青の光」がヴェネチア国際映画祭で銀賞を受賞し、映画監督として歩みを進めます。
ドイツがナチス党政権下に入ると、リーフェンシュタールの才能が高く評価され、1934年にはニュルンベルク党大会の映画を監督するようヒトラーから要請を受けます。彼女は党員でもなく、ナチス・政治に無関心だと断ったのですが、「あなたの人生を6時間だけ私にください」と切望するヒトラーに、この映画以降一切の政治的映画にかかわらないという条件でこれに応じました。こうして170人のスタッフにより、レールやエレベーターを使用し技術的に工夫を凝らして撮影された13万mのフィルムは、5ヶ月の編集期間を経て、「意志の勝利」として完成します。1935年に封切られたこの映画は1937年のパリ国際博覧会で金賞を受賞し、大絶賛を受けました。
しかし戦後、彼女の功績は、ナチスのプロパガンダに手を貸したとして批判にさらされました。
1936年には国際オリンピック委員会のオットー・マイヤーからベルリン・オリンピックの撮影を依頼され、「オリンピア」を完成。ヴェネチア映画祭最高賞を受賞しましたが、これも戦後を境にファシズムをたたえた作品として評価が逆転します。
(フレームがなるべくブレずに撮影できるように作った台車。中央がリーフェンシュタール。)
ドイツ敗戦後、リーフェンシュタールは、アメリカ軍、フランス軍に逮捕されナチス協力者として尋問を受け、約3年間、捕虜としての生活を余儀なくされます。裁判の末、ナチ党協力者ではなかったとの判決を獲得し自由の身となりますが、誹謗中傷は止むことがありませんでした。
その後、アフリカ旅行中事故に遭い、入院した彼女は雑誌に掲載されていた「コルドファンのヌバ」という1枚の写真に出会います。裸の黒人闘士が写された写真は彼女を未知なるアフリカへ駆り立て、1962年にヌバ族と初めての対面を果たして以降、彼女は幾度となくヌバを訪れ、10年にわたり写真を撮り続け、写真集『NUBA』は10カ国で出版されました。しかし、「ヌバの写真はファシズムの映像化」と批判の声もついて回りました。
その後、リーフェンシュタールのテーマは、ヌバから生命の源である海、深海の生物たちへと移っていきます。71歳の時、ダイバーの免許を取った彼女は、90歳を超えても深海の世界を撮り続けました。100歳のお誕生日を迎えたリーフェンシュタールの写真を見て、いくつになっても好奇心と生命力に満ち溢れたチャーミングな方だなぁと思いました。
『Schonheit Im Olympischen Kampf』
Leni Riefenstahl
Mahnert-Lueg Verlag 1988
¥12,000
Uehara