続いて、2013年のイベント第二弾の情報です。今年はイベントもドンドンやっていきます。面白そうな企画があったら是非ご相談くださいい!!
Flying Booksの詩集出版レーベルSPLASH WORDSからも作品を出している詩人のカワグチタケシさんと、歯切れの良いリーディングと楽器とのセッションも定評のある村田活彦さんのリーディング・シリーズ「同行二人」です。
Flying Books店主の山路がポエトリー・リーディングを初めて体験したのが1999年末、それがカワグチさんのリーディングで本当によかった。別の詩人だったら今とは違った現在があった気がします。
お二人ともFlying Books創業以前からの友人でもあり、自信を持っておすすめするポエトリー・イベントです!
3月24日(日)
「空飛ぶ同行二人 A POETRY READING SHOWCASE IV」
【ポエトリー・リーディング】
出演:カワグチタケシ 村田活彦
OPEN:18:00 start18:30
料金:事前予約1300円(当日精算)、当日1500円
予約方法:メール、電話(03-3461-1254)、及びFlying Books店頭にて(営業時間12〜20時 日曜〜18時)メール:info[a]flying-books.com ※[a]を@に換えて送信してください。
会場:渋谷・Flying Books
〒150-0043 渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F
(tel)03-3461-1254
http://www.flying-books.com
【以下、フライヤーより】
毎年春になるとやってくる村田活彦とカワグチタケシの朗読二人会「同行二人」が4年目を迎えました。
畏れ多くも芭蕉と曽良になぞらえた男二人旅。
深川から出発して谷中、白山、そして今年は渋谷、西へ西へと進んでいきます。
今年の会場は渋谷駅南口のお洒落なブックカフェです。
早めの桜がほころび始める頃、みなさんにお会いできることを楽しみにしています!
2013年第一弾のイベントは、
ウッドベース弾き語りラッパー・タカツキと、Flying Books店主山路の島旅から生まれた新企画の第二弾。
出演者は前回に引き続き、諏訪之瀬島の漁師長にして詩人のナーガこと長沢哲夫さん、
HIPHOPバンドSUIKAから女性詩人のtotoに加え、
実生活でも新たなスタイルを探求するMC/詩人の志人(templeATS)、
バックでは初期SUIKAを支えてきたパーカッショニストの高橋結子が言葉を彩ります。
グラスにはワイン、肴はセロニアス・モンクと新鮮な魚。
ジャズをこよなく愛する詩人とラッパーの島での夜の語らいから生まれた言葉の音の化学反応。
豪華メンツによる一夜限りのセッションをお見逃しなく!
3月10日(日)
「 旅のことば・言葉のたび vol.2 -Stories in the night-」
【ポエトリーリーディング、ライブ】
出演:長沢哲夫(詩)、タカツキ(rap)、志人(rap:temple ATS)、toto(詩:SUIKA)、高橋結子(パーカッション)
OPEN19:00 START19:30
料金:2500円1D付 限定50名様(前売予約優先となります。)
(会場の都合上、お席を30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承ください)
予約開始、2/1(金)正午〜 Flying Books店頭、電話、メールにて。
会場:渋谷・Flying Books
〒150-0043 渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F
(tel)03-3461-1254
http://www.flying-books.com
※当日の通常書店営業は17時閉店とさせていただきます。ご了承ください。
【ご予約方法】
・予約開始2/1(金)正午〜
「予約希望枚数、氏名、メールアドレス、お電話番号、チケット郵送先のご住所」を、メール(info[a]flying-books.com ※[a]を@に換えて送信)、電話(03-3461-1254)、Flying Book店頭(営業時間12〜20時 日曜〜18時)のいずれかでお知らせください。
・ご予約の際に予約番号を発行させていただきます。
・前売り券は3月2日(土)までに銀行振込、Flying Books店頭、オンライン決済(クレジットカード)でのご精算となります。
ご入金確認後、チケットを店頭もしくは郵送にてお渡しさせていただきます。 (詳細はご予約時にお知らせさせていただきます。)
・ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。予約番号の順にご入場いただきます。 19:00以降にお越しの方は、予約番号順の方のご入場が済み次第、先着順での入場となります。
・会場の都合上、お席を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい。
日本の自転車の技術力の高さを海外に宣伝するために作られたカタログ『Japan’s Bicycle Guide』。シリーズ最初の号がカバー付で入荷しました。(カバー付は超レアです!!)
『Japan’s Bicycle Guide』を開いて、扉のデザインを見たとき、文字の入れ方、余白の取り方で、「これはもしかして…」と思ったのですが、
アート・ディレクターは、自ら主宰を務めた機関誌『VOU』で国際的に活動し、デザインも手掛けていた詩人・北園克衛。
1950年当時、すでに何十年も前から日本産の自転車は海外に輸出されていましたが、戦時中は輸出が止まり、戦争の影響で工場も被害を被りました。
しかし数年のうちに戦前と同じレベルまで復興しただけでなく、車輪や部品の質を高め、さらには海外の顧客向けにトレンドを意識したデザインを考案して、他国が真似できないほど技術レベルが高くなっていたのです。
『Japan’s Bicycle Guide』では、ほぼすべての自転車を網羅し、さまざまな細かい部品やアクセサリーを紹介、そして日本全国600以上の協会会員の製品と会社の紹介が掲載されています。
ところどころに、観音像や抹茶茶碗や能面など日本文化を紹介するページも挟み込まれており、日本の宣伝誌の様相を呈しています。
後半の各社紹介ページもデザインが統一されていて、モダンで余白を活かしたデザインが魅力です。
巻末には、輸出業者各社のマークと名前・住所など連絡先一覧が美しくまとめられています。
自転車産業の歴史的資料としても価値が高く、日本が誇れる技術力の高さ、エディトリアルデザインの美しさぜひご覧ください。
『Japan’s Bicycle Guide 1951』
初版 カバー少スレ チラシ付 The Bicycle Industry 1951年
¥95,000
上原麻紀
代官山蔦屋のガーデンギャラリーで1950-80年代のヴィンテージ海外雑誌を特価放出中です!
『LIFE』『LOOK』『INTERVIEW』『New Yorker』『Zoom』『Photo』などなど、500〜1000円と大特価でセール中。
すべて今回のために特別に用意した雑誌で、一部は某有名写真家の書庫からの蔵出し品!
週末は混雑が予想されますので、興味の有る方はお早めに!!
モトヤコーヒーを飲みながら、新刊洋書のセール品なども見られます!!
(1月27日日曜日まで、11時〜18時(日は〜17時)
かつて「第一書房」という出版社がありました。
大正末年から戦前の昭和期に長谷川巳之吉が創業し、書物の美にこだわり、
絢爛とした造本の豪華本を刊行、「第一書房文化」と讃えられたことで知られています。
その「第一書房」から刊行された堀口大学訳の詩集や海外文学がまとめて入荷しました。
昭和初期のものにもかかわらず、コンディションが良いものが多いです。
革装や天金を施しているものや、渋い函から出したときの思いもかけないような美しい装丁、ずっしりとした重厚な本もあれば、厚みのわりに空気のように軽い本もあり、手元に置いて大事に何度も眺めたくなるような本ばかりです。
いつか、目が見えなくなってきて、最後に何か一つ読むことができるとしたら、いつまでも噛みごたえがあって浸っていたいようなものがいいだろうなあ……、昔の人の詩や文章には時空を超え、それだけの耐性があると思うのです。
そう思って背筋を伸ばして開いてみると……。
「何故に、海の眺めは、無限に永遠に快適であるか?」
(ボオドレエル『感想私録』 赤裸の心 より)
この問いに対して、真剣な答えが続くわけですが、
一つひとつが短いので、パッと開いたところで、考えたこともないような淵に落とされるような衝撃があります。
しかし、これが生涯最後の読書だとしたら、悔やむに悔やまれないどころか、案外すっぱりと諦めがつくかもしれません。
堀口大学の訳は言葉が美しいので、本当に座右の書となるものが見つかるかもしれません。ここでは入荷品を一部紹介いたします。
この他、グウルモン、モンテルラン、マルグリット・オオドゥウ、ポオル・ヴァレリイなども入りました。
ぜひ店頭でご覧ください。
『空しき花束』堀口大學訳詩集
初版 天金 印有 函少イタミ
第一書房 大15
¥10,000
『感想私録』ボオドレエル
初版(1200部)革装 三方金 函背小印有 第一書房 昭8
¥7,000
『人間の土地』サン・テグジュペリ
初版 函
第一書房 昭14
¥5,000
『南方飛行』サン・テグジュペリ
新装版 函
第一書房 昭12
¥4,000
『ソヴエト紀行修正』アンドレ・ジイド
初版 帯 函 昭12
¥2,500
上原麻紀