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ブログ - Words from Flying Books

2019.8.25(日)岸本佐知子&新元良一 「Raw(ろう)読会 Chapter 5」

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ニューヨークに拠点を戻された作家の新元良一さんの来日に際し、岸本佐知子さんとの朗読・対談イベント「Raw(ろう)読会 」を開催致します。

イベントタイトルの「raw」とは英語で「生」の意味で、これまで未発表の書下し・訳し下ろし作品を、作家自らの朗読で発表するイベント。

また、エッセイ、大学教授、ラジオ番組等、幅広いフィールドでご活躍されている二人の対談は、創作の裏話はもちろん、それにとどまらないものとなること間違いなし。

まだどこにも発表されていない、新鮮でとれたての作品の朗読会、ここだけしか楽しめないイベントに是非ご参加ください!。

翻訳文学、英米文学、リーディング、ライティングに興味のある方はもちろん、そうでない方もお楽しみいただけると思います!

2019年8月25日(日)
「Raw(ろう)読会 Chapter 5
~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」
【朗読、対談】
出演:岸本佐知子(翻訳家)、新元良一(作家)

OPEN:19:00 start:19:30

会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)

料金:¥1,500(1ドリンク付 限定40名様)
前売はYahoo!パスマーケットにて (7月21日正午受付スタート)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0135ub10dubws.html
残席がある場合のみ、当日券を発行させていただきます。

※ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。
予約番号の順にご入場いただきます。

※会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい

岸本佐知子
翻訳家。1960年、神奈川県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ミランダ・ジュライ、リディア・デイヴィス、ジョージ・ソーンダーズ、ルシア・ベルリン、ショーン・タンをはじめ翻訳多数。
編訳書に『楽しい夜』、『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』ほか。エッセイ集『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞受賞。

新元良一
作家。1959年、神戸生まれ。1984年渡米、雑誌『エスクァイア』『ダ・ヴィンチ』などに現代英米文学の書評、エッセイ、翻訳などを寄稿。現在はニューヨークを拠点に作家活動を行っている。
著書に『あの空を探して』、『One author, One book. 同時代文学の語り部たち』、『翻訳文学ブックカフェ』など

(写真:たかはしじゅんいち)

2019 年 7 月 17 日 | comment
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2019年3月31日(日) 長沢哲夫&内田ボブ ポエトリー・リーディング&ライブ 春風めぐるツアー2019

毎年恒例、九州諏訪之瀬島の詩人・ナーガこと長沢哲夫さんと信州・大鹿村のシンガー内田ボブさんのツアーです!
一年に一度、東京でナーガさんの生のリーディングが聴けるチャンス。
1960年代末、アメリカのビート詩人、ゲーリー・スナイダーやアレン・ギンズバーグらと深く交流し、新宿、信州、諏訪之瀬島を中心に既存の価値観とは別の価値観を持った生活を実践した集団「部族」。

その中心メンバーにして、半世紀以上に渡り、同じスタンスを貫いている詩人とシンガーの言葉に耳を傾けていただければと思います。
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「在るものは無くなり、無かったものが現れてくる。
自然のままに、何もかも変わっていくし変わっていかざるを得ない、
ということを心にぶらぶら歩いていきましょう。
地球に生き、地球に生かされていることを愛しながら。」
(長沢哲夫詩集『地球によりかかり笑っています』あとがきより)

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2019年3月31日(日)
「Beat Goes On vol.20〜長沢哲夫&内田ボブ 春風めぐるツアー2019」
【ポエトリー・リーディング、ライブ】
出演:長沢哲夫(詩)、内田ボブ(唄とギター)
ゲスト:新納新之助(詩人)
open:19:00 start:19:30
会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:1,500(1ドリンク付)

予約はメール、電話(03-3461-1254)、及び店頭にて (営業時間12〜20時 日曜定休)

メール:info[a]flying-books.com ※[a]を@に換えて送信してください

※ご予約の方は当日19:00前にお並び下さい。
予約番号の順にご入場いただきます。

※会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい

2019 年 2 月 23 日 | comment
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タッド若松氏旧蔵、ブリキのおもちゃ200点以上を出品中!

先日、名作ヌード写真集『イッピー・ガール・イッピー』で知られるタッド若松さんよりご蔵書と一緒に、ニューヨーク時代から長年蒐集されてこられたブリキのおもちゃを200点以上(細かなものを入れると約290点!)をお譲りいただきました。

タッド若松さん旧蔵の写真集や画集はFlying Books店頭にて販売しておりますが、
ブリキのおもちゃはこれまで扱いがなかったため、Yahoo!オークションを通して販売していきます。
不慣れなので、毎週少しずつですが、アップしていきたいと思います。
まずは比較的新しく、箱も付属している簡単めなところがからスタートです。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/flyingbookstokyo

よかったらぜひチェックしてみてください!

以下、今後出品予定の品々の写真です。

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タッド若松さん 2018年8月

2018 年 12 月 2 日 | comment
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7月15日(日) 岸本佐知子さん、新元良一さん書き下ろしリーディング・イベント第四弾!

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一昨年よりニューヨークに拠点を戻された作家の新元良一さんの来日に際し、岸本佐知子さんとの朗読・対談イベント「Raw(ろう)読会 」の第四弾を開催致します。

イベントタイトルの「raw」とは英語で「生」の意味で、これまで未発表の書下し・訳し下ろし作品を、作家自らの朗読で発表するイベント。

また、エッセイ、大学教授、ラジオ番組等、幅広いフィールドでご活躍されている二人の対談は、創作の裏話はもちろん、それにとどまらないものとなること間違いなし。

まだどこにも発表されていない、新鮮でとれたての作品の朗読会、ここだけしか楽しめないイベントに是非ご参加ください!。

翻訳文学、英米文学、リーディング、ライティングに興味のある方はもちろん、そうでない方もお楽しみいただけると思います!

7月15日(日)
「Raw(ろう)読会 Chapter 4
~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」
【朗読、対談】
出演:岸本佐知子(翻訳家)、新元良一(作家)

OPEN:19:00 start:19:30

会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)

料金:¥1,500(1ドリンク付 限定40名様)
前売はYahoo!パスマーケットにて
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cti4zksnvg.html
残席がある場合のみ、当日券を発行させていただきます。

※ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。
予約番号の順にご入場いただきます。

※会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい

岸本佐知子
翻訳家。1960年、神奈川県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ミランダ・ジュライ、リディア・デイヴィス、ジョージ・ソーンダーズ、ニコルソン・ベイカー、ショーン・タンをはじめ翻訳多数。
編訳書に『楽しい夜』、『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』ほか。エッセイ集『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞受賞。

新元良一
作家。1959年、神戸生まれ。1984年渡米、雑誌『エスクァイア』『ダ・ヴィンチ』などに現代英米文学の書評、エッセイ、翻訳などを寄稿。現在はニューヨークを拠点に作家活動を行っている。
著書に『あの空を探して』、『One author, One book. 同時代文学の語り部たち』、『翻訳文学ブックカフェ』など

(写真:たかはしじゅんいち)

2018 年 5 月 27 日 | comment
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4月8日(日) 長沢哲夫&内田ボブ ポエトリー・リーディング&ライブ 春風めぐるツアー2018

毎年恒例、九州諏訪之瀬島の詩人・ナーガこと長沢哲夫さんと信州・大鹿村のシンガー内田ボブさんのツアーです!
一年に一度、東京でナーガさんの生のリーディングが聴けるチャンス。
1960年代末、アメリカのビート詩人、ゲーリー・スナイダーやアレン・ギンズバーグらと深く交流し、新宿、信州、諏訪之瀬島を中心に既存の価値観とは別の価値観を持った生活を実践した集団「部族」。

その中心メンバーにして、半世紀以上に渡り、同じスタンスを貫いている詩人とシンガーの言葉に耳を傾けていただければと思います。
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「在るものは無くなり、無かったものが現れてくる。
自然のままに、何もかも変わっていくし変わっていかざるを得ない、
ということを心にぶらぶら歩いていきましょう。
地球に生き、地球に生かされていることを愛しながら。」
(長沢哲夫詩集『地球によりかかり笑っています』あとがきより)

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2018年4月8日(日)
「Beat Goes On vol.19〜長沢哲夫&内田ボブ 春風めぐるツアー2018」
【ポエトリー・リーディング、ライブ】
出演:長沢哲夫(詩)、内田ボブ(唄とギター) with 海老原清地(ギター)
ゲスト:新納新之助(詩人)
open:19:00 start:19:30
会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:前売¥1,300 当日¥1,500(ともに1ドリンク付)
前売はYahooパスマーケットにて販売中ですhttps://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015e1jzfzwwy.html

2018 年 3 月 11 日 | comment
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2.18 点滅リリースライブ in Flying Books

Flying Booksの次回イベントは2月18日、90年代に渡米し、サンフランシスコ等でのポエトリー・リーンディング活動を経てきた木野内哲也さん率いるバンド「点滅」のリリースライブです!

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点滅「we all die anyway」レコ発ライブ at Flying Books

点滅、記念すべきファーストミニアルバム「we all die anyway」が、2/14に全国発売されます!
ビートニクスとゆかりの深い渋谷の古書屋で、アコースティックなライブをおこないます。よりポエトリーリーディングスタイルに近い感じになります。

日程:2018年2月18日(日)
会場:渋谷Flying Books
http://www.flying-books.com
東京都渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F
出演: 点滅(acoustic set)/ びーすてぃーぼーいず
開場/開演:19:00 / 19:30
チケット料金:前売券¥1,000(1ドリンク込み)
チケット販売:Yahoo!パスマーケットにて→ https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01n950zcbdg0.html

ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。予約番号の順にご入場いただきます。
19:00以降にお越しの方は、予約番号順の方のご入場が済み次第、先着順での入場となります。

会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい。

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https://www.facebook.com/tenmezz/

2018 年 1 月 30 日 | comment
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1.21 Suemarr & Anya Hinkle ライブ at Flying Books

15周年を迎えるFlying Books の2018年第一弾イベントは、『深夜食堂』のエンディングソングで知られるギター&バンジョー弾き語りのスーマーさんと、アメリカ・ノースカロライナから来日するアーニャ・ヒンクルさんの2マン・ライブ。
アーニャはFlying Booksとゆかりの深いビート詩人、ナナオ・サカキら部族メンバーとも縁の深いシンガーです。
書棚に囲まれて聴くお二人の歌声は格別となること間違いなし!
是非、この貴重な機会をお見逃しなく!!

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2018年1月21日(日) 「SUEMARR & Anya Hinkle ライブ at Flying Books」
【ライブ】
出演:スーマー(SUEMARR)(歌、ギター、バンジョー)、
アーニャ・ヒンクル(Anya Hinkle)from ノース・カロライナ(歌、フィドル、ギター)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:渋谷・Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
チケット料金:前売券¥3,500(1ドリンク込・40名様限定)
※当日残席がある場合のみ当日券をご用意致します。
予約開始:12月21日(日)12時〜 (Yahooパスマーケット)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01b5hgzafwvf.html


アーニャ・ヒンクル(Anya Hinkle)
耳にした瞬間、また聴きたくなる声との出会いだと直感した、独特かつ美しい正真正銘の歌声だ。(Dennis Brunnenmeyer, KVMR FM)

ブルーグラスやオールドタイム音楽のデュエットソングに影響を受け、近年ノースカロライナ州に活動拠点を移した後はAppalachiacana(アパラチアのアメリカーナを意味する造語)、Tellico、Dehlia Low等のバンドを結成、シンガーソングライターの手腕を発揮している。モダンアメリカーナ音楽の優れたアーティストとしてマール・フェス等にも出演を果たした。日本人アーティストとも交流が盛んで、今回共演のスーマーをはじめ、井上太郎、Bluegrass 45、パイレーツ・カヌー等のミュージシャンや、音楽評論家のピーター・バラカン氏と共演している。

スーマー(SUEMARR)
スーマーさんの世界に引き込まれる幸せな時間。泥臭さたっぷりでありながら、軽やか。哀愁深いけれど、希望に満ちる。嘘は言わないが、どこまでも優しい。(Elizabeth Etta from Pirates Canoe)

弾き語り。横浜生まれの生粋の日本人。歌のお伴は古いギターとバンジョー、そしてお酒。各地に出向き、自作の歌から他人の歌まで、まるで自分の歌であるかのように大切に唄い続けている。「酒がすすむ」と言われると喜ぶ男。2014年のファーストアルバム『ミンストレル』に収録の8曲が、ドラマ及び映画『深夜食堂』のエンディングソング・挿入歌・劇中音楽として使用され、2017年1月にはセカンドアルバム『泥水は揺れる』をリリースした。自らの随筆、俳句を掲載した月刊紙「寒弾(KANBIKI)」は通算70号を越える。
https://www.facebook.com/suemarr64/
http://suemarr.com/

2018 年 1 月 7 日 | comment
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7月30日(日) 岸本佐知子さん、新元良一さん書き下ろしリーディング・イベント

7月30日(日) 「Raw(ろう)読会 Chapter 3 ~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」

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昨年よりニューヨークに拠点を戻された新元良一さんの来日に際し、岸本佐知子さんとの朗読・対談イベント「Raw(ろう)読会 」の第三弾を開催致します。

イベントタイトルの「raw」とは英語で「生」の意味で、これまで未発表の書下し・訳し下ろし作品を、作家自らの朗読で発表するイベント。

また、エッセイ、大学教授、ラジオ番組等、幅広いフィールドでご活躍されている二人の対談は、創作の裏話はもちろん、それにとどまらないものとなること間違いなし。

まだどこにも発表されていない、新鮮でとれたての作品の朗読会、ここだけしか楽しめないイベントに是非ご参加ください!。

翻訳文学、英米文学、リーディング、ライティングに興味のある方はもちろん、そうでない方もお楽しみいただけると思います!

7月30日(日) 「Raw(ろう)読会 Chapter 3 ~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」
【朗読、対談】
出演:岸本佐知子(翻訳家)、新元良一(作家、元京都造形芸術大学教授)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:¥1,500(1ドリンク付)
予約はメール、電話(03-3461-1254)、及び店頭にて (営業時間12~20時 日曜~18時)
メール:info[a]flying-books.com ※[a]を@に換えて送信してください

岸本佐知子

翻訳家。1960年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ミランダ・ジュライ、リディア・デイヴィス、ニコルソン・ベイカー、ショーン・タンをはじめ翻訳多数。
編訳書に『楽しい夜』、『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』ほか。エッセイ集『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞受賞。

新元良一
作家。1959年、神戸市生まれ。1984年から22年に及ぶニューヨーク生活を終え、2006年に京都へ移住。現在、京都造形芸術大学教授。2014年4月よりNHKラジオ『英語で読む村上春樹』に出演中。著書に『あの空を探して』、『One author, One book. 同時代文学の語り部たち』、『翻訳文学ブックカフェ』など
※新元良一さんとは2003年のFlying Books開店当初から2006年まで全10回に渡って「立体文学セッション」というイベントをご一緒させていただきました。

2017 年 7 月 8 日 | comment
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金座座団「秘宝本館5 浮上せよ!」展2017.5.28-6.11

Flying Booksにて5回目となるコラージュ・パッチワークアーティスト、金座座団の新作展 「秘宝本館5 浮上せよ!」を5月28日(日)~6月11日(日)の期間開催致します

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金座座団 「秘宝本館5 浮上せよ!」展

2016年5月28日(日)~6月11日(日) Flying Books

NYの人気現代アーティスト、リチャード・プリンスのアングラ・エロス作品をエスニックに仕上げたかのようなエロス、民俗、伝統、宗教等が絶妙にブレンドされた破天荒なコラージュと、精密な裁縫・パッチワーク技術によって制作された金座座団の「秘宝本」を集めた展示会第5弾。
今回は2017年に制作された新作オリジナル4点と、抜粋・複写版ZINE(各限定10部)に加え、新たに木版画による護符2種(シリアルNo入)が加わりました。一部、Flying Books店主・山路が各作品をイメージした古書を併せて展示・販売致します。
(オリジナル作品のお渡しは会期終了後となります。)

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※「秘宝館」(ひほうかん)
性風俗や人間の性・生物の性に関する古今東西の文物を収蔵した施設のこと。熱海など温泉街やリゾート地に多く見られたが、現在は減少傾向にある。

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2017 年 5 月 27 日 | comment
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ふたりのベロニカ、3つのカフェ・ソサイエティ

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深夜のパリでピカソやヘミングウェイらと夜な夜な繰り広げられる饗宴の日々。多くのアートファン、海外文学ファンにとって、ウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」はたまらないファンタジー作品だった。
そのハリウッド版ノスタルジック・ファンタジーとも言える新作「カフェ・ソサイエティ」が日本でもこのゴールデンウィークに公開となった。主人公とふたりの美女、ベロニカのシニカルで切ない恋愛模様など、ウディ・アレン節は相変わらず健在、大ヒットした「ララランド」にも通じる世界観はより多くの人に楽しめる作品となっている。(個人的には映画『オン・ザ・ロード』のヒロイン、クリスティン・スチュワートが主演なのもツボだった。)

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今回ご紹介するのは、アメリカのゴシップライター、エルザ・マクスウェルが描くハリウッドの虚構の光と影。まさに映画の世界観を地でいく雑誌『Elsa Maxwell’s Cafe Society No.1』1953年刊。ざらついた紙質の誌面は100ページにも渡り、ハリウッドやニューヨークのセレブリティたちのプライベートに切り込んだゴシップから、イギリスのロイヤルファミリーまで幅広く人々の好奇心を煽った内容となっている。

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そして、約20年後、今度は違った意味で熱を帯びるサンフランシスコのノース・ビーチを中心とした詩人たちの『Cafe Society  - photographs and poetry from San Francisco’s North Beach』Ira Nowinski 写真 1978年刊。表紙は現存するカフェ・トリエステで1977年に催された、シティライツ書店のマネージャーだった日系人Shis Muraoさんのウェディング・パーティの風景。ハリウッドのような絢爛さはないが、写真から伝わってくる60′Sの空気そのままボヘミアンな空気感とアレン・ギンズバーグら作家たちのエネルギーは同等以上に力強い。

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90年代半ばのトーキョー・カフェ・ソサイエティの一翼を担った広尾のカフェ・デ・プレもつい先日4月24日に復活オープンを果たした。かつてのトーキョー・ナイトライフの熱気を想い返しつつ、テラスのもっとも心地よい季節をエンジョイしたい。

K.Yamaji




2017 年 5 月 8 日 | comment
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