ブログ - Words from Flying Books
「ササクレ」 橋本照嵩写真展
2022年3月19日(土曜)~4月2日(土曜)
※作家在店予定日あり(月・水・土)詳細はTEL 03-3461-1254まで
渋谷・Flying Books
-82歳の写真家が辿り着いた「意味を持たない」地表の芸術-
故郷の石巻、震災で枯れた260年の大黒松や、雑踏の中のコンクリートや錆によるプリミティヴなドローイングたち。70年代の『瞽女』にはじまった橋本照嵩のによる写真の旅は、半世紀の時を経て「画面に意味を持たせない」アートに辿りついた。現在も日常的に撮り続けている「写真デッサン」から初公開作品を約30点を展示します。
(1970年パリ・ビエンナーレでの中平卓馬の姿を捉えた三連作の銀塩写真も特別展示予定)
橋本照嵩 Shoko HASHIMOTO
1939年、宮城県石巻市生まれ。1963年、日本大芸術学部写真学科卒。1974年、写真集『瞽女』出版(のら社)、日本写真協会新人賞受賞。同年「15人の写真展」(東京国立近代美術館主催)へ「瞽女」を出品。近年は2011年に被災した故郷の石巻へ定期的に帰郷し撮影するなど精力的に活動している。最新写真集は『瞽女』(完全版)(2021年、禅フォトギャラリー)。2022年 池田記念美術館にて「瞽女」写真展を予定。
Flying Booksにて9回目となるコラージュ・パッチワークアーティスト、金座座団の新作展 「秘宝本館9 密会」を2022年1月7日(金)~20日(木)の期間開催致します
金座座団の新作展 「秘宝本館9 密会」
2022年1月7日(金)~20日(木) Flying Books
NYの人気現代アーティスト、リチャード・プリンスのアングラ・エロス作品をエスニックに仕上げたかのようなエロス、民俗、伝統、宗教等が絶妙にブレンドされた破天荒なコラージュと、精密な裁縫・パッチワーク技術によって制作された金座座団の「秘宝本」を集めた展示会第9弾。
2021-22年に制作された新作オリジナル3点と、抜粋・複写版ZINE(各限定8-10部)、に加え、ジャケットの木版手摺りで仕上げたモロッコの巨匠ホスィン・スラウイのCDを展示販売致します。(オリジナル作品のお渡しは会期終了後となります。)
※「秘宝館」(ひほうかん)
性風俗や人間の性・生物の性に関する古今東西の文物を収蔵した施設のこと。熱海など温泉街やリゾート地に多く見られたが、現在は減少傾向にある。
(作家近影)
2021年の営業は本日12月29日が最終となります。本年もご愛顧ありがとうございました。
2022年は2つの展示会と共に幕開けとなります。
(店舗営業は1月5日(水)からとなります)
コラージュアーティスト、金座座団による恒例の「秘宝本館」と、
代官山のヘアサロン、B.a.l.a.n.c.e.での抽象画家Akiyoとのコラボレーション展が
それぞれ1月7日金曜日よりスタートとなります。
どちらも入場無料ですのでお気軽にいらしてください!
金座座団の新作展 「秘宝本館9 密会」
2022年1月7日(金)~1月22日(木) Flying Books
NYの人気現代アーティスト、リチャード・プリンスのアングラ・エロス作品をエスニックに仕上げたかのようなエロス、民俗、伝統、宗教等が絶妙にブレンドされた破天荒なコラージュと、精密な裁縫・パッチワーク技術によって制作された金座座団の「秘宝本」を集めた展示会第8弾。
2021年に制作された新作オリジナル3点と、抜粋・複写版ZINE(各限定10部)を展示販売致します。(オリジナル作品のお渡しは会期終了後となります。)
Akiyo × Flying Books Exhibition “DAWN”
At 代官山 B.a.l.a.n.c.e
2022年1月7日(金)~2月27日(日)
画家Akiyo によるペインティング作品と、渋谷の古書店、フライング・ブックスの店主・山路が作品に併せてセレクトしたアートブックや写真集を展示・販売。「DAWN」(夜明け)をテーマに、新しい年、時代の幕開けを感じる作品を展示します。
代官山の美容室、B.a.l.a.n.c.e の居心地良い店内でリラックスして触れるアートや本をお楽しみください。
※ヘアカット以外の方も自由にご観覧いただけます。
Akiyo
東京・渋谷生まれ。3 歳の時、保育園で見たピカソの「ゲルニカ」に衝撃を受け、独学で絵を描きはじめる。草花や空など日常の中で感じ取った色彩をキャンバスに落とし込んだ抽象画を制作している。Instagram: akiyo_painter
代官山Balance
渋谷区猿楽町4-2-1F TEL:03-5459-0059
www.balancedaikanyama.com
最寄駅:代官山駅、渋谷駅、恵比寿駅
東急バス停留所:鉢山中学校東
火曜~日曜:11:00~19:00
月曜定休:月曜が祝日の場合、翌日代休など変動あり。
(又、月に2~3 日の休日があります。日程はお電話又は留守電にてご確認ください。)
尚、コロナ対策のため、必ずマスクの着用をお願いしております。また、サロン入り口にて、ハンド用除菌ジェルのご利用をお願いいたします。ご協力よろしくお願いします。
今年4月の開催中に緊急事態宣言が発令されたため、会期半ばで中断となった上出優之利さんの写真展『 888 前夜』がFlying Books に帰ってきます!
丸ノ内・外国人記者クラブ(5-6月)、銀座・蔦屋書店(7-8月)、原宿・bio ojiyan cafe(10-12月)と各所で好評を博し、一部展示作品を入れ替えての展示となります。
Flying Books店主の山路が監修として参加させていただいた、写真集も好評発売中。
書名『 888 前夜』
著者 上出優之利
監修 山路和広(Flying Books)
デザイン 星野貴幸(hoshino design office)
仕様 並製/ A4 変形/本文160 頁
定価 2,750 円(税込)
発売 2021 年4 月
発行 株式会社HEG
ISBN 978-909987-00-6
上出 優之利(Masanori Kamide)
大阪府出身。1980 年代よりDJ / ミュージシャンとして30 年間活動。2011 年の震災を機に、写真家に転向、ストリート・スナップからポートレイトまで、人物を主な被写体として活動中。福生の伝説的ディスコや、歌舞伎町のポールダンサーたちなど、コミュニティを内側から捉えるスタイルも好評を博し、写真集『モノクロのブルース』で2017 年土門拳文化賞奨励賞を受賞。
OFFICIAL SITE:MASANORI KAMIDE Photography
<上出優之利『 888 前夜』写真展>
日程: 2021 年12 月2 日(金) -12 月13 日(月)12:00-20:00 日曜休
会場: Flying Books
<オンライントークセッション 2021年11月収録>
飽きられず、カルチャーとして人の心を動かす写真集とは?『888前夜』の魅力に迫る。
出演:上出優之利(写真家)/山路和広(Flying Books)/河原正弘(kawalabo!)
https://youtu.be/GzPW7LD4IFk
『888前夜』~夜の街とヒトを愛してきた男の10年間の眼差し(写真集・解説より)
数年前、70歳のパンクロッカーが連れて来た、革ジャンに身を包んだミュ-ジシャン然とした写真家が見せてくれた真っ黒で真四角の表紙の写真集。
茶色のクラフト紙に繰り広げられたざらついた夜の街の風景、青春時代の遊び場に棲む住人たちの表情に心が揺さぶられた。
上出さんの初写真集『モノクロのブルース』との出会いだった。
80年代から人気ディスコの専属DJとして名を馳せ、東京の夜遊びの中心にいたミュージシャンが、2011年の震災時、(一時的とは言え)灯りの消えた夜の街の光景に胸を痛め、遊び場を作る側から、記録する側の人間となった。
自転車で夜な夜な巡回しつづけたからこそ捉えることのできた奇跡的で珍奇な風景や、DJとして背後から支え続けた上出さんだからこそ引き出せた踊り子たちの裸の表情。
本作に収められた約150点の写真は、約40年間、東京の街とヒトを愛してきた男が、10年間に渡り街を見守ってきた愛情の眼差しと言える。
タイトルの『888前夜』について。
2020年クリスマス・イヴ、東京都の一日のコロナウイルス感染者数は888人。繁華街へ出歩くことも、酒場やダンスフロアでの会話も、すべてが「自由」ではなくなってしまった。
人々が「新たな生活様式」に去勢される前の、皆が愛した街の喧騒とエネルギーの記録という意味が込められている。
この写真集が、夜の街を元気づけ、新たな時代のナイトライフの導火線とならんことを。
2021年2月 山路和広(Flying Books 本作監修)
東京都による休業要請緩和の状況を鑑み、6/1(火曜)より1F:古書サンエー、2F:Flying Booksともに店舗営業を再開させていただきます。
尚、6/2(水曜)のみ、2F:Flying Booksの営業を17:00-20:00とさせていただきます。(1Fは通常営業11:00-20:00)
※当面の間、Flying Booksのカフェ営業は自粛とさせていただきます
急なお知らせとなりますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
Flying Books店主の山路が監修として参加させていただいた、上出優之利さんの写真集が4 月17日に発売となります!
関連してFlying Booksで写真展、地下の頭バーでパーティーもあります!
■商品詳細
書名『 888 前夜』
著者 上出優之利
監修 山路和広(Flying Books)
デザイン 星野貴幸(hoshino design office)
仕様 並製/ A4 変形/本文160 頁
定価 2,750 円(税込)
発売 2021 年4 月
発行 株式会社HEG
ISBN 978-909987-00-6
上出 優之利(Masanori Kamide)
大阪府出身。1980 年代よりDJ / ミュージシャンとして30 年間活動。2011 年の震災を機に、写真家に転向、
ストリート・スナップからポートレイトまで、人物を主な被写体として活動中。福生の伝説的ディスコや、
歌舞伎町のポールダンサーたちなど、コミュニティを内側から捉えるスタイルも好評を博し、写真集『モ
<出版記念写真展>
日程: 2021 年4 月17 日(土) - 5 月1 日(土)12:00-20:00 日曜休
会場: Flying Books
※写真集の先行発売も行います!
<4/23 17:30- 888 クラブパーティー ~新宿の夜in 渋谷~>
77 年誰もが知るディスコ「Studio 54」と「Paradaise Garage」がオープン。それよりも早い75 年新宿に世界中から感度の高いアーティスト、ミュージシャン、クリエイターが夜な夜な集い熱狂する場所「ツバキハウス」はオープンした。そんな夜を体現してきたレジェンドDJ 陣が「新宿の夜」をテーマに渋谷に集う一夜限りのスペシャルパーティーを開催します。
日程: 2021 年4 月23 日(金)17:30-20:00 ※「まん延防止等重点措置」に併せ、時間が変更となりました。
会場: 頭バーZUBAR
住所: 渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター B1 階
入場: 1,000 円 / 1drink
DJ: s-ken、松田高志、ビリー北村、DJ MIKU a.k.a DeepPops、mellowtakabow
VJ: 上出優之利
<出版記念オンライントークショー>
2021 年4 月23 日( 金)16 時頃より、Instagram アカウント(@mocmmxw) にて、
s-ken、松田高志、ビリー北村、DJ MIKU a.k.a DeepPops、上出優之利ほか。
豪華ゲストが「新宿の夜 ~過去・現在・未来~」をテーマにトークセッションを行います。
<外国人記者クラブ 特別写真展>
日程: 2021 年5 月10 日(月) - 6 月4 日(金)10:00-18:00 土日祝日休
会場: 公益社団法人日本外国特派員協会(FCCJ)
住所: 千代田区丸の内 3-2-3 丸の内二重橋ビル5 階
入場: 無料(FCCJ の規定により20 歳未満の方は入場いただけません。)
『888前夜』~夜の街とヒトを愛してきた男の10年間の眼差し(写真集・解説より)
数年前、70歳のパンクロッカーが連れて来た、革ジャンに身を包んだミュ-ジシャン然とした写真家が見せてくれた真っ黒で真四角の表紙の写真集。
茶色のクラフト紙に繰り広げられたざらついた夜の街の風景、青春時代の遊び場に棲む住人たちの表情に心が揺さぶられた。
上出さんの初写真集『モノクロのブルース』との出会いだった。
80年代から人気ディスコの専属DJとして名を馳せ、東京の夜遊びの中心にいたミュージシャンが、2011年の震災時、(一時的とは言え)灯りの消えた夜の街の光景に胸を痛め、遊び場を作る側から、記録する側の人間となった。
自転車で夜な夜な巡回しつづけたからこそ捉えることのできた奇跡的で珍奇な風景や、DJとして背後から支え続けた上出さんだからこそ引き出せた踊り子たちの裸の表情。
本作に収められた約150点の写真は、約40年間、東京の街とヒトを愛してきた男が、10年間に渡り街を見守ってきた愛情の眼差しと言える。
タイトルの『888前夜』について。
2020年クリスマス・イヴ、東京都の一日のコロナウイルス感染者数は888人。繁華街へ出歩くことも、酒場やダンスフロアでの会話も、すべてが「自由」ではなくなってしまった。
人々が「新たな生活様式」に去勢される前の、皆が愛した街の喧騒とエネルギーの記録という意味が込められている。
この写真集が、夜の街を元気づけ、新たな時代のナイトライフの導火線とならんことを。
2021年2月 山路和広(Flying Books 本作監修)
いつも Flying Books 、古書サンエー をご利用頂きありがとうございます。
都の休業要請延長に伴い、もうしばらくの間、営業を自粛します。
営業再開が決まり次第、告知させて頂きます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
店内の雰囲気が伝わるような動画を作成しました。営業再開時、みなさまとお会いできるのを楽しみにしてます!
営業自粛中もほぼ毎日通販サイトに新入荷商品をUPしてます。https://flyingbooks.base.shop/
通販サイト(BASE)のページを立ち上げました
https://flyingbooks.base.shop/
2003年の創業以来、
本と出会ったお客様の笑顔が何よりのモチベーションでしたので、
できる限りFace to Faceの接客を心がけ、
あまりオンラインに力を注いでおりませんでしたが、
現在の状況下で、お客様にもまた弊社スタッフも共に安全第一を考え、
また、せっかくの機会なので、店頭ではご紹介しきれない本の魅力もお伝えしていければと思ってます。
(まずはSNSで紹介した本が簡単に購入できるようにしていきたいと考えてます)
尚、店舗の方は都からの自粛要請に伴い、4月7日より5月6日まで休業とさせていただいております。
また皆様と直接お目にかかれる日を楽しみに、変わらず本のご紹介に力を注いでいきたいと思います。
Flying Books 山路和広
出演者と協議した結果、出演者体調面、自粛要請等を鑑み今年は本公演を含む、春のツアーをすべて見送る決定を致しました。楽しみにしてくださった皆様申し訳ございません。
また改めてツアーがある際にはご案内させていただければと思います。何卒、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
(2020.3.31)
【日程変更3/15→4/26】
諸事情を鑑み、開催予定を4月26日(日)に変更とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。(2020.3.2)
2020年のFlying Booksのイベント第一弾は、毎年恒例、九州諏訪之瀬島の詩人・ナーガこと長沢哲夫さんと信州・大鹿村のシンガー内田ボブさんのツアーです!
一年に一度、東京でナーガさんの生のリーディングが聴けるチャンス。
1960年代末、アメリカのビート詩人、ゲーリー・スナイダーやアレン・ギンズバーグらと深く交流し、新宿、信州、諏訪之瀬島を中心に既存の価値観とは別の価値観を持った生活を実践した集団「部族」。
その中心メンバーにして、半世紀以上に渡り、同じスタンスを貫いている詩人とシンガーの言葉に耳を傾けていただければと思います。
「在るものは無くなり、無かったものが現れてくる。
自然のままに、何もかも変わっていくし変わっていかざるを得ない、
ということを心にぶらぶら歩いていきましょう。
地球に生き、地球に生かされていることを愛しながら。」
(長沢哲夫詩集『地球によりかかり笑っています』あとがきより)
2020年4月26日(日)
「Beat Goes On vol.21〜長沢哲夫&内田ボブ 春風めぐるツアー2020」
【ポエトリー・リーディング、ライブ】
出演:長沢哲夫(詩)、内田ボブ(唄とギター)
ゲスト:新納新之助(詩人)、水野みさを(古代フラ)、海老原清地(ギター)
open:19:00 start:19:30
会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:1,500(1ドリンク付)
予約はメール、電話(03-3461-1254)、及び店頭にて (営業時間12〜20時 日曜定休)
メール:info[a]flying-books.com ※[a]を@に換えて送信してください
※ご予約の方は当日19:00前にお並び下さい。
予約番号の順にご入場いただきます。
※会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい
1F&2Fともに、年内は明日30日までの営業となります。
年明け5日(日曜)、Flying Books初のセールを一日限りで実施します。
(12:00-18:00 古書・アート全品20% ※新刊、CD、ドリンクを除く)
みなさまのご来店こころよりお待ちしております。